寒ブリの季節がやってきましたね、BuriKaigi 2025やりますよ! #BuriKaigi
こんにちは、富山でふるさと勤務している熊膳です。
当エントリは 『クラスメソッドグループのコミュニティ活動 Advent Calendar 2024』10日目のエントリです。
このアドベントカレンダー企画は、クラスメソッドグループにおける「コミュニティやイベントごと」に関わっている・携わっているメンバーが、自身の関わり合いを通じてコミュニティ活動やイベント参加の楽しさ、面白さなどを紹介する内容となっています。
このエントリーでは、私が運営で参加しているITイベントのBuriKaigiについて紹介します。
BuriKaigiとは
まずは、オフィシャルな紹介から
BuriKaigiとは
年に一度、寒ブリの季節にソフトウェア開発・ITにおける各分野で最前線で活躍するエキスパートを全国から北陸へ招待し、技術の旬を持ち寄り、講義・ディスカッションを行う勉強会です。
技術者向けのイベントのため、CFP(Call for Papers)はあるものの、特定のテーマに縛られず、参加者が自由に発表できるのが特徴です。この柔軟な形式のおかげで、初心者からベテランまで幅広い層が参加しやすく、カジュアルな雰囲気が醸成されています。しかしながら、イベントには非常に高度な技術的テーマも含まれており、深い知識を持つエンジニアにも刺激的な内容が提供されます。
また、勉強会としての側面だけでなく、参加者同士のネットワーキングにも力を入れており、特に「ぶりしゃぶ」を通じた交流が大きな魅力となっています。技術的なディスカッションだけでなく、食事を共にしながらリラックスした雰囲気の中で交流を深める場としても人気です。
ポイントは
- 寒ブリの時期にやる
- 各分野で活躍するエキスパートを北陸に呼ぶ
- とはいえテーマに縛られず色んな人が参加できる
ってところでしょうか。ここにいたる歴史や想いに関してはエモーショナルなブログがあるので、こちらも参照してください。
出自が.NETやJavaのコミュニティということもあり言語系のテーマも多いですが、現在ではそれにとらわれずWeb、開発プロセス、ツール、コミュニティ、同人、ハードウェアなど幅広いテーマでセッションが行われてます。むちゃくちゃ濃いものもあれば、超ニッチなものまでいろいろあるのが、BuriKaigiの面白さの1つでもあります。
参考までに過去のBuriKaigiに関してはこちらをどうぞ。
寒ブリに関しては後ほど。
BuriKaigi 2025
ということで、来年もやりますBuriKaigi 2025。
2025年2月1日(土)受付開始 10:00 セッション10:40
富山県立大学 射水キャンパス
2025は前身のHokuriku.NET in 富山、富山合同勉強会から数えてなんと10回目!!10回目なんですが特別なことは行わず平常運転でやっていきます。
目標としては、参加者200名、セッション数30強 + LTの規模感を目指してます。
昨年は参加者137名、セッション数47と、大変多くの人に参加していただきましたが、セッション数に関してはちょっとやりすぎたなというふりかえりもあり、今回ちょっと絞った形で実施を考えてます。かなりボランティア(なんならスピーカー)の方々にいろいろ手伝っていただいてギリギリという状態なので。
現在のステータスですが、11月末でCFPの応募は締め切って、運営チームで絶賛プロポーザルを見ながら採択中です。地方イベントにも関わらず70件以上の応募をいただき感謝しかありません。本来であれば、すべて採用したい気持ちでいっぱいなのですが、場所や時間、スタッフの関係上そういうわけにもいかずお断りすることになり、心苦しい限りです。
一般参加の皆さまへの募集ページはもう少しお待ち下さい。
会場は2025も富山県立大学に協賛していただき教室をお借りすることができました。先日下見に行ってきましたが、中央棟の2階の半分程度を利用させていただけることになり、きれいな教室つかえるぞーと気分もあがってきてます。
また、スポンサー募集に関しても多くの企業さまから申し出があり、いつも本当にありがとうございます。今回は初の試みとしてスポンサーブースを計画しています。参加されるみなさん、ぜひ立ち寄っていただき会話していただければと思います。
寒ブリ(ぶりしゃぶ)
他のITイベントと一線を画すのが 寒ブリ です。そもそもBuriKaigiって名前ついてて寒ブリ関係ないわけ無いですよね。
寒ブリって何?って方、まずは富山観光窓口のサイトをご覧ください。
そうなんです。寒ブリまじ美味しいんです。日本中から集まってくるエンジニアの方に食べていただきたい!ってことで、毎回ブリを食べる企画も合わせて進行中です。
懇親会での食事が基本ですが、2018年には、ブリしゃぶ発祥の宿に泊まりがけで行った回もありました(このときは、IT勉強会と知らずブリについての研究会だと思った一般の方が参加されて平謝りした思い出が。。。)
昨年はなんと、ぶりしゃぶしながらセッションみるという、何言ってるかわからない企画を実施。
- セッション中にちょっと抜け出す
- 机に並んでいるブリが乗った皿を受け取る
- そのまま鍋に直行
- しゃぶしゃぶする
- 美味しさに笑みを浮かべながら食べる
- またセッション見る
という流れです。
さすがにセッション会場内ではなく廊下に出てのしゃぶしゃぶなんですが、ガラス挟んだ向こうで高度な内容のセッションやってるのに、こっちでしゃぶしゃぶ。シュール以外のナニモノでもないのですが、かなり評判良かったです。後日、しゃぶしゃぶの匂いが1週間とれなかったので、次回以降はなしでお願いしますというフィードバックをいただいた話はまた別のところで。
昨年はやんちゃが過ぎましたが、ある意味伝説として長く語り継がれるでしょう。伝説を見てみたい方、昨年のBuriKaigi2024まとめをみていただければ雰囲気感じ取れると思います。
2025ももちろんブリ用意しますよ。無茶はしませんが、美味しさは保証付きです。
コミュニティとの関わり
今回のアドベントカレンダーの企画にあたり、自分自身のコミュニティとの関わりを改めて思い出したので、最後にちょっとだけその話を。
最初にコミュニティに参加したのは、多分1990年代後半に参加したPowerBook 2400cのコミュニティです。同じ機種を持っている職業も年齢もバラバラなメンバーが集まり、カスタマイズの話とか、ソフトの話とか、これからAppleどうなっちゃうんだろうねぇみたいな話で盛り上がってました。私のコミュニティ原点はここですね。
ITイベントに限定するともっとあとになります。2000年後半です。iPhone 3GをゲットしTwitter(現X)がエンジニア界隈で使われ始めたことで、情報との関わりが変わってきた頃です。当時はWebアプリや.NET Frameworkを使ったお仕事をしていたので、そのあたりの技術を中心にIT勉強会に参加してました。FxUGやHokuriku,NET、アジャイル関係です。当時は今のようにオンラインで毎日のように勉強会に参加できるような環境ではなく、数少ない勉強会にいそいそと行くという感じでした。
私は富山に住んでいるのですが、当時は北陸3県(福井、石川、富山)のエンジニアの有志が企画している勉強会に参加していました。今月は石川、来月は富山という感じで。地方あるあるかもしれませんが、エンジニアの人数、さらにいうと勉強会に参加する人数ってそこまで多くなく、どの勉強会に行ってもいるメンバーやスタッフの方々と知り合い、今でも付き合いがあります。クラメソメンバーもいたりします。縁があり登壇する機会もありました。
時は流れ、現在は、BuriKaigiの北陸エンジニアグループ、JAWS-UG 富山、Code for Toyama City、ITではないですがスケッチオーデションといったコミニティに参加しています。いろいろな方と出会えるのがすごくいいですね。
(思ったより長くなったのでこのへんで)
おわりに
BuriKaigiは毎年寒ブリシーズンの1月か2月に行ってますが、実は企画は7月から始まってます。次回はどこでやる?いつやる?から始まります。
その打合せの中で毎回話に出るのが、全国からわざわざ富山まで来て登壇やイベントに参加していただけるのは、本当にありがたいですよねって話題です。それもいろいろなバックグランドを持った方々たち、猛者から最近業界に入りましたという人までバラエティに富んだ方々。本当に感謝しかありません。我々運営スタッフ一同、面白かった、美味しかった、また来たいってなっていただけるよう、BuriKaigi 2025をみなさんと一緒に作っていこうと思います。
BuriKaigi 2025 は、2025年2月1日(土)開催します。一般応募はもうすぐ始まりますので、お待ち下さい!
BuriKaigi 2025
2025年2月1日(土)受付10:00 セッション10:40
富山県立大学 射水キャンパス